* * * 新 年 の ご 挨 拶 * * * *
新年明けましておめでとうございます。
造形美術研究会、会長のKotaです。
昨年は一年間造形美術研究会は多くの方に大変お世話になりました。
まだまだ、昔に比べたら足元にも及ばない活気ですが目標をもち日々精進したいと思っております。
今年も一年間何卒よろしくお願いいたします。
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●資格試験合格
10月頃に電光掲示板が完成してから11月末の間はこっそり資格試験の勉強をしておりました。
工事担任者といい電話やLANの工事に携わるための国家資格です。
派遣アルバイトで通信工事の現場に入ることがあるのですが、形のうえでは現場の監督ができます。
しかしそんなの関係なく、現場では知ったかぶりをせず「すみません、こうこうこうで正しかったでしょうか」とオドオド作業する私がいます。
●ピコピコサウンドコンバーター製作案
ファミコン世代の方、そうでない方、関係なくピコピコサウンドが好きな方はいらっしゃると思います。
私も熱烈なまでにとは行きませんが結構好きです。
ふと、普段聞いてる音楽をファミコンぽく再生できないかなと思いました。
色々な考えを巡ってDSPという手段に挑戦することになりました。
DSPとは、DegitalSignalProcessorの略で、入力したアナログ信号をサンプリングしてデジタル信号として処理できる代物です。
ただ、DSPとして販売されている学習ボードなどは非常に高価なためdsPICというものを使用するつもりです。
これからdsPICの学習が進み次第更新してゆきたいと思います。
●DSPを使う必要があると悟るまでの経緯
1.近代の音楽は大抵sin波のような丸みをおびた波形で、矩形波のようにカクカクにしてやればレトロな音になると思っていた
→信号を見ると想像以上にグチャグチャで何をカクカクにすれば良いのかもわからなくなった
2.音は多くの成分が含まれており、フーリエ解析することで分解する必要があると知る
→アナログでは間に合いそうにない
3.現代の音声処理はDSPが主流と知る
こういった経緯です。
●信号をカクカクにしたらどんな音になるのかも試してみたい
ファミコンの音も、多くの音が重なり合っていると分かった以上、入力信号をカクカクにしたってそれはひとつの音にはならないことが当たり前だとわかった今、あえてそれも試してみたいという衝動に駆られ実験をしております。
ここで初めて「LTspice」という電気回路のシミュレータの勉強をすることになりました。
何故かと言うと、オペアンプも触れたことが無いためなるべくリスクを減らすためです。
このソフトではオシロスコープのような信号の観測、周波数特性なども測定でき、さらには音声ファイルの入力と出力ができます。
これは入力した音声信号を微分した様子です。
傾きが検出されます。
入力信号が正弦波だとすると、傾きが最大であるおおよそ0v地点で出力最大
傾きが全くない最大の点で出力最小となります。
微分した信号が出力最小を通過するたびに、その瞬間の入力信号をサンプルホールドすれば入力波形一つ一つの電圧をそのままカクカクの信号として出力することができるのではないかという考えです。
最小を通過することをゼロクロスと呼び、ゼロクロスのたびにゼロクロス信号を得ようとコンパレータを設置したのですが、このあたりの動作が理想通りにいかず止まっています。
では、作業が進み次第また更新したいと思います。
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